イロハニーについて
ILOHONEY
ABOUT 6

ILOHONEYのはじまり
- きっかけ
- ILOHONEY(イロハニー)は
わたくし近藤と友人の村田さんとはじめた伊豆のハチミツ屋です。
ILOHONEYをはじめる前、自然食品のセレクトショップをやっていました。
そこでも地元の養蜂家さんから天然のハチミツを仕入れていて
子供時代以来、久しぶりに食べたときは「ハチミツがこんなに美味しかったなんて!」
とかなり驚き、そこからハチミツに興味を持ちはじめ
勉強すればするほど、栄養価の高さの虜になっていました。
そんな折、セレクトショップを一緒にやっていた村田の
食べものには人一倍こだわりをみせる母が
「ハチミツなら親せきの叔父さんがいるじゃない」と
「私はあそこのハチミツしか食べれない」と言うじゃないですか。
おいおい、今まで一緒にやってきたのに
なぜ教えてくれなかったのですか?!
私ハチミツ大好きっていつも言っていたじゃないですかー!
と、さすがにそのときは村田に詰め寄りました。
村田いわく、親や親類との仕事上のお付き合いに
いささか抵抗があった模様で。
しかしながら、子供の頃から家にあったハチミツが、
自然食を学ぶうちに、すごいものを食べていたということには気づきはじめていた。
とのこと。
すぐに、叔父さんのハチミツを食べてみたい!ということになり
会いに行くことにしました。 - 叔父のつぶやき
- はじめて村田の叔父さんにあったときの印象は“怖っ”
「養蜂家について」でも書きましたが、昔 “気質” の職人。無口で無愛想なうえ強面。
最初は怖くて話せませんでした(笑)
でもハチミツはとても美味しかった!
とくに春、夏、秋、と季節で蜜を採っているところが
私には自然の季節を味わっているようで、とても豊かな気持ちになりました。
それ以来、私のお気に入りのハチミツです。
晴れてセレクトショップのラインナップに並んだ叔父さんのハチミツ。
それからしばらく経ったころ、いつものようにハチミツを詰めに行った際
「何年も買ってくれていた近所の常連さんも減ったし
そろそろ養蜂はやめようかな、、、」
と叔父さんがつぶやき、、、汗 - 気持ちの変化
- 今や朝1番にハチミツを食べることが習慣になっている私たちにとって
叔父さんのハチミツが無くなるなんて考えたこともありませんでした。
ハチミツのあるイベントに足を運んだり、取り寄せなどを繰り返し
国内、外のいろんなハチミツを試しましたが
やはり行き着くところは叔父さんのハチミツ。
この味は、もっともっと多くの人に味わってもらいたい。
美味しくて、栄養たっぷりのハチミツをたくさんの人たちに食べてもらいたい。
かといってセレクトショップをやりながらでは手がまわらない、、、
とてもとても悩みました。
でもその頃、セレクトショップで感じていたことがありました。 - お別れとはじまり
- 「つくり手さんの想いを伝えきれていない」
つくり手さんには、それぞれ想いがあり
50種類以上ある商品の、ひとつひとつの良さを
私たちのやり方では伝えきれていないし、伝えきれない。
それに伝え方もよく知らないのではと、疑問を抱いていたのです。
「もっとひとつの商品に目を向けて、もっともっと掘り下げたい。」
行きついたのは、そこでした。
これまで私たちとお付き合いしてくださったつくり手さんたちのことを考えると
とてもとても悩み、決めるまでに時間がかかりましたが、、、
もう一度一から勉強をしよう。叔父さんのハチミツに集中し
販売はもちろん、パッケージデザインから手掛けよう!
村田と2人、決心し
0からのスタートを切りました。 - これからもILOHONEY
- 長い、長い試行錯誤、創意工夫を繰り返し
今のILOHONEYになりました。
ミツバチが減少している昨今
いつハチミツが採れなくなるかわかりません。
今でも続けていられることに、こころから感謝の日々です。
まだまだ勉強中ですが、ILOHONEYらしく
ハチミツの本当の姿をお伝えできるよう
また、ILOHONEYに関わるすべての人たちと
ハチミツの恩恵をシェアできるよう
これからもILOHONEYは進化していきたいと思っています。